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(文・写真:大津イタドリ君)



【その1】

[カンムリカイツブリの夏羽]

<その2>

[カンムリカイツブリのディスプレイ]

<その3>

[カンムリカイツブリの喧嘩]

<その4>

[カンムリカイツブリの巣作りと抱卵]

<その5>

[カンムリカイツブリのディスプレイと交尾]

<その6>

[カンムリカイツブリのヒナ誕生]

<その7>

[カンムリカイツブリの警戒]  

[カンムリカイツブリの夏羽]
 
琵琶湖の冬の水面で白く目立つ大型の鳥と言えばカンムリカイツブリ。
冬鳥として春になるとシベリア方面へ帰って行って繁殖する冬鳥ですが、極一部は琵琶湖周辺に残って繁殖していることが知られています。春になると雄雌とも茶褐色の飾り羽が生え、恋の装いに変身して子育てのドラマが始まります。

●この様子を観察することが出来たので数シリーズに分けて掲載してみます。頭部に生えて来る冠状飾り羽が目立つのでカンムリカイツブリと命名されたのは明白です。冬の白い水鳥が春になると茶色の水鳥になってしまうのでびっくりするが、遠くから見ていると時々白い鳥になるのも不思議でした。よく見ると背中が茶色でお腹が白色、これを器用に使いこなしオセロゲームのように体の色を変える様子が判りました。真っ赤な目と鋭いクチバシで水中に潜って小魚等を捕食していました。(2017/04、野洲市にて)





<その1>

[カンムリカイツブリの夏羽]

【その2】

[カンムリカイツブリのディスプレイ]

<その3>

[カンムリカイツブリの喧嘩]

<その4>

[カンムリカイツブリの巣作りと抱卵]

<その5>

[カンムリカイツブリのディスプレイと交尾]

<その6>

[カンムリカイツブリのヒナ誕生]

<その7>

[カンムリカイツブリの警戒]    

[カンムリカイツブリのディスプレイ]
 
カンムリで着飾った雄と雌は水面で向かい合って見つめ合い、首を伸ばしてくねらせて、飾り羽を広げて、胸と胸を突き合わせてハートマークで愛を誓いあうのがカンムリカイツブリのディスプレイですが今回出会ったペアの妖艶で情熱的な表現力には大変感動しました。赤い目の視線とクチバシの動きは他の鳥類では見たことのないような表情でした。こんな濃厚な水上での儀式を繰り返してカップルが誕生しました。

●一般的に鳥類の多くは無表情で何を考えているのかわかりにくい行動をしているが、カイツブリの仲間は水上ダンスなど派手なディスプレイが知られていて野鳥観察にはもってこいの対象と言われています。こんな機会があったらじっくりと観察してみてください。(2017/04、野洲市にて)





<その1>

[カンムリカイツブリの夏羽]

<その2>

[カンムリカイツブリのディスプレイ]

【その3】

[カンムリカイツブリの喧嘩]

<その4>

[カンムリカイツブリの巣作りと抱卵]

<その5>

[カンムリカイツブリのディスプレイと交尾] <その6> [カンムリカイツブリのヒナ誕生]

<その7>

[カンムリカイツブリの警戒]    

[カンムリカイツブリの喧嘩]
 
カンムリカイツブリのCペアは抱卵中、Bペアは巣作り中、両ペアの巣の距離は30mしか離れていないので縄張り争いの喧嘩が時々おこっていた。近い距離に2ペアが生息し雄と雌が同色なので個体識別が難しいが喧嘩をしているのは雄と思われる。いつもは素知らぬふりして暮らしているが今日は虫の居所が悪いのか両ペアの境界近くで突然喧嘩が始まった。水面で相手とにらみあい低く身構えて接近した瞬間、両者が水しぶきを上げて跳びかかり、クチバシを武器にして水面上での激しい取っ組み合いの戦いが繰り広げられた。この間Cペアの雌は抱卵を続け、Bペアの相方は離れたところで静観していていた。

●鋭い嘴を持つ大型の鳥が本気で嘴を突き刺したら命にかかわるところだが、カンムリカイツブリの喧嘩にもルール?があるのか傷つき合うことはなかった。激しく飛び散る水しぶきや逃げ場のない水面での戦いを見ていると「生きものには戦争のない社会なんてないのかな」と少し暗い気分になってしまった。(2017/04、野洲市にて)



<その1>

[カンムリカイツブリの夏羽]

<その2>

[カンムリカイツブリのディスプレイ]

<その3>

[カンムリカイツブリの喧嘩]

【その4】

[カンムリカイツブリの巣作りと抱卵]

<その5>

[カンムリカイツブリのディスプレイと交尾]

<その6>

[カンムリカイツブリのヒナ誕生]

<その7>

[カンムリカイツブリの警戒]    

[カンムリカイツブリの巣作りと抱卵]
 カンムリカイツブリの巣はヨシやマコモなど、水草の茎を骨組みにして水面に浮いている状態で作られる。親鳥が巣に乗って抱卵するのに耐えられる浮力と水面からの高さが必要なので大きな巣となっている。巣には4卵があり雄と雌が交代で抱卵していた。抱卵時間は1〜2時間で交代するが巣から離れた親は水草や枯草を集めてきて巣に積み上げて補強していた。この巣は琵琶湖に近い流れの穏やかな河川にあったが後日行って見ると巣が跡形もなく消えてしまい親鳥の姿も消えていた。大雨が降ったので浮き巣が流されたのか?、親鳥の繁殖努力は水の泡と消えてしまった。(Aペア1回目の営巣抱卵記録)

▲野鳥の繁殖に関わる観察や写真撮影は親鳥に多大な警戒心を抱かせ、育児放棄など繁殖の失敗がおこることが指摘されている。野鳥と自然を愛する人として細心の注意が必要であり、親鳥の行動をよく観察してからブラインド撮影などで鳥にやさしい対応を心掛けることが重要です。本シリーズでは車内からの撮影とし、1回30分程度の観察と撮影をさせてもらいました。(2017/04、野洲市にて)





(文・写真:大津イタドリ君)


<その1> [カンムリカイツブリの夏羽] <その2> [カンムリカイツブリのディスプレイ]
<その3> [カンムリカイツブリの喧嘩] <その4> [カンムリカイツブリの巣作りと抱卵]
<その5> [カンムリカイツブリのディスプレイと交尾] <その6> [カンムリカイツブリのヒナ誕生]
<その7> [カンムリカイツブリの警戒]    



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