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情報ひろば 『かいつぶり』

 ここでは、皆さんからのメールや、写真、新聞の切り抜き等御寄せ頂いた情報は原則としてオープンにしていきたいと考えています。(匿名希望や、種名や地名を伏せたい方はその旨明記してください)



(398)【乗鞍岳で出会った高山植物】(乗鞍岳長野県/岐阜県2018/07/19-第3報(最終)-大津イタドリ君)

 乗鞍畳平(H2702m)周辺のお花畑で出会った高山の妖精たちを紹介します。


 森林限界を超えた高山帯は目線を遮るものはなく岩山と青空の世界
だが、足元の火山灰地には高山植物が可憐な花を咲かせていました。
今シーズンはお花畑の開花が1週間ほど早かったようでチングルマ、
クロユリなどは満開が過ぎていたが、岩陰にピンク、白、黄色、紫
に彩られた高山の花たちを見つけることができました。

(サンプル画像をクリックで拡大と種名表記します。元に戻るにはブラウザで!)

 今回の乗鞍行きは「高山の妖精と称されるコマクサの群落」を楽しむのが目的だったが、
現地に到着して頭上を飛び交うイワツバメの乱舞を見てアマツバメやハリオアマツバメが頭をよぎった
あたりから脱線してしまったため、お花畑に十分な時間がかけられず登山道のそばに現れた高山の花を
楽しんできました。
こんな高山なのにお花畑の登山道には「クマ出没につき注意」の立て看板がありました。
高山植物の種名には自信がないので、高山植物に詳しいKさんに写真鑑定してもらいました。


(397)【乗鞍岳のお花畑に暮らすイワヒバリ】(乗鞍岳長野県/岐阜県2018/07/19-第2報-大津イタドリ君)

 今回の乗鞍岳行きは長野県側の乗鞍高原からシャトルバスで乗鞍畳平(標高2702m)へ運んでもらいました。高山帯で涼みながら北アルプスの主峰穂高連峰や槍ヶ岳を眺め、乗鞍岳の最高峰剣ヶ峰(3026m)も眺めるだけの「ずぼら登山」です。

北アルプスの槍ケ岳・穂高連峰を望む

白くも沸き立つ最高峰の剣ケ峰

・標高2700m以上の高山で繁殖する鳥種は限られているので、ライチョウ親子に出会えたのは幸運だった。鳥探しもハイマツ帯、お花畑の草地、岩と砂礫地に大別されるので見つけやすい。岩の上に止まっていたイワヒバリが飛んでコマクサの咲く砂礫地に降りた。これは絵になると思いしばらく見ているとコマクサの花をのぞき込み花蜜に集まる昆虫を捕食しているようだった。

岩に止まるイワヒバリ

コマクサ群落とイワヒバリ

コマクサとイワヒバリ

・ハイマツ帯ではカヤクグリがよく囀っていましたが、写真を1枚撮ったらカメラの電池が切れてしまった。スペア電池は下界に置いたままで取りに帰れませーん。

コマクサとイワヒバリ

ハイマツ上で囀るカヤクグリ

・当地での見聞鳥種はライチョウ、イワヒバリ、カヤクグリ、ホシガラス、ウグイス、キセキレイ、イワツバメ、アマツバメでした。


(396)【乗鞍岳のライチョウ親子】(乗鞍岳長野県/岐阜県2018/07/19-第1報-大津イタドリ君)

 北アルプスの南端に位置する乗鞍岳(3026m)に行ってきました。乗鞍畳平(2702m)までシャトルバスが運んでくれるため「楽々登山」が可能な高山として人気があります。元々は火山活動で出来た3000m級の山塊で独立峰のようにそびえているため眺望がよく、高山植物のお花畑が楽しめる山としても有名です。

・お目当ては火山灰地に群生している高嶺の花コマクサのお花畑でした。標高2702m畳平でバスを降りると紺碧の空に剣ヶ峰3026mがそびえ、高山特有の涼しい風が吹き抜ける天国でした。身支度を整えていると近くに望遠レンズを担いだご夫婦がいたので「ライチョウは見られますか?」と聞いたところ大黒岳で可能性があるとの情報をいただいた。「しばらくぶりにライチョウが見られるかも!」と血が騒ぎ方向転換、ハイマツ帯の尾根筋を行ったり来たりのライチョウ探しとなった。

・山頂付近には穂高連峰や槍ヶ岳などの山容を眺めながら休憩している登山者と鳥探しと分かる数人がうろついていた。1時間ほど探していると「ライチョウが出てきてますよ」と声をかけてもらったので、その場所へ急行するとハイマツの手前にライチョウ雄の勇姿が目に飛び込んできた。あまり人を恐れない様子でそろりそろりと歩き回って餌を探しているようだ。同行の家内は朝出会ったライチョウ探しの夫婦のところへ知らせに走り、近くにいた8人ほどで5m先のライチョウの姿に見入った。6分間の出会いでハイマツのなかへ姿を消してしまった。

・少し離れたところから「ここにもいる!」と声がかかり、行ってみると雪渓をバックにライチョウ雌が岩の上に立っていた。この時期のライチョウ家族の雄は離れてしまい、母鳥がヒナを育てる母子家庭と聞いているので近くにヒナがいるはずだ。母鳥は時々小高い岩の上に止まって辺りを警戒しながら子供を見守っているのだろうか。

・しばらく様子を見ているとコマクサのピンク花の近くからヒヨコ状態のヒナが走り出してきた。親鳥の心配をよそにお花畑を無邪気に走り回る姿が可愛らしい。

・親子の写真を撮りたいと粘ってみたが大自然の中で親鳥は何とかわかるが、ヒナの姿は保護色で草木に隠れてしまい写真は難しかった。
温暖化が進む中でライチョウの生息数は減少が続いていると聞く、このヒナたちが無事に育って次世代に繋がっていくことを祈ながら乗鞍岳を下りてきた。


(395)【蕪島のウミネコ】(青森県八戸市蕪島2018/06/24 大津イタドリ君)

 国の天然記念物に指定されている「蕪島(かぶしま)のウミネコ繁殖地」に行ってきました。
八戸市内から程近いところにある蕪島は太平洋に面した陸続きの小さな島で、小高い山頂には蕪島神社がそびえている
ところだが3年前に神社が火災で焼失してしまい、現在は再建工事中で蕪島神社の参道は「立入り禁止」となっていた。

・この小さな蕪島に毎年3月になるとウミネコ3〜4万羽が渡って来て地面に営巣するため島全体がウミネコの巣だらけ
 になる。親鳥たちは巣作り、抱卵、子育てを行い、8月になるとウミネコ家族は越冬地へ向けて旅立っていくため、
 蕪島は静かな島に戻ると言う。

・「俺がウミネコだ!」
 ウミネコはよく知られたカモメだがこの役者顔はご存じだろうか?
 赤色に縁どられた目と火を噴くような口元。この顔で睨まれると怖くなって近づくことができなかった。

・ウミネコ夫婦
 雌雄同色で見分けが難しいがやや大きい方が雄。一夫一婦制で毎年同じペアで子育てをするという。

・親子はまったく似ず
 雛鳥は茶褐色の保護色、おとなしく従順そうにしているのは怖い顔の親に怯えているのかな。
 雛鳥は人を恐れず近寄ってくることもあり足元に注意が必要だ。
 親鳥は捕ってきた小魚を吐き戻して雛に与えるので島には臭気が漂っていた。

・やっぱりカモメの仲間は飛ぶのが得意
 本州南部ではウミネコは一年中見られるが、北国のウミネコは少し南下した太平洋沿岸で多く越冬していると言う。


(394)【夏鳥の楽園-2-】(大津イタドリ君 7/6)

「高原には夏鳥たちの元気な囀りが響く」
前回のノビタキに続き同時に見られた鳥たちを紹介します。(長野県霧ケ峰高原2018/06/05)
・霧ケ峰高原は八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスなど日本を代表する高山が遠望できる名所です。
 極暑を逃れて標高1600mの高原に来ると見渡す限りの草原は野鳥たちの楽園でした。

・ホオアカ
 頬を茶色に染めた可愛らしい姿が雄とは?と思いつつも、柔らかい色どりと端正な容姿が人気の秘密と思われます。

・アオジ
 森にも草原にも生息するアオジの雄夏羽です。厳しい顔立ちしてますが囀りはのどかで心が癒される歌上手です。
 冬期に県内で見慣れている冬羽とはかなり違う印象ですね。

・ビンズイ
 この姿でセキレイ科とは思えないですが、地面に巣を作り上空で囀り棒杭の上でも囀ったり、目立つのが好きなようです。
 更に低山帯から高山帯まで繁殖領域が非常に広いなど、ちょっと変わりものです。

・カッコウ
 ホトトギス科の鳥は姿がよく似ていて識別が難しいですが、「名を名乗れ!」「カッコウ」と明快です。
 托卵で狙われているノビタキ、ホオアカ、アオジなどは戦々恐々でしょうか。

・キジ
 標高1600mの高原で「ケーン・ケーン」とキジの声を聴くと、琵琶湖畔のキジに慣れている私は不思議な感じがした。
 声の方向を探したら大きな石の上で草原を見下ろしているキジ雄の姿がありました。



(393)【夏鳥の楽園-1-】(大津イタドリ君 7/1)

「レンゲツツジの咲く高原で子育てするノビタキ」
 毎年訪れる霧ケ峰高原は今年も夏鳥たちの楽園でした。(長野県霧ケ峰高原2018/06/05)
今回は草原に咲くレンゲツツジの中にノビタキの姿を見つけ写真を撮らせてもらいました。

 春と秋の渡りのシーズンに水田地帯や河川の草原などで見られる旅鳥のノビタキですが、
長野県では標高1000mを超える高い山の草原で繁殖する夏鳥です。

 滋賀県では雄の黒白模様は端正で好きですが、
雌の淡い褐色模様とレンゲツツジの濃い橙色が信州の高原に溶け込んで印象的でした。


(392)【シギ・チにチャレンジ】(甲賀の鬼さん 5/23)

 内陸部に住んでいる私にはシギ・チドリ類にお目にかかれる機会がなかなかありません。
家の近所では、せいぜいイカルチドリ・コチドリ・タシギ・イソシギくらいです。
琵琶湖岸へ行くのも三重県の海に行くのもほぼ約1時間ですが休みにこの距離なかなか出向けません。
そこで春の渡りの機会を狙って思い切ってシギチを探しに図鑑を片手に出かけてみました。
 まずは県外の鈴鹿川河口へ。
とは言っても鳥を見てもまず種類がわかりません。
写真を撮って拡大して図鑑と見比べて名前を確定していますが間違っていたら訂正お願いします。
@ メダイチドリ Aチュウシャクシギ Bダイゼン Cハマシギ Dキョウジョシギ Eキアシシギ
他にもいましたが種類が特定できないので割愛します。
よく知った方に教えていただかないと難しいですね。


メダイチドリ


チュウシャクシギ


ダイゼン


ハマシギ


キョウジョシギ


キアシシギ

 そして県内、5月19日土曜日に野洲川河口に行ってみました。
早々に田んぼに綺麗なシギが見えたので図鑑で調べたらオグロシギのようです。
秋に多く、春の渡りではあまり見れないと書いてあったのでラッキーでした。
Fオグロシギ Gチュウシャクシギ Hイソシギ
夏羽、冬羽、幼鳥等で同じ種類でも相当見かけが違うそうなので、
素人には奥深さを実感するシギチチャレンジでした。


オグロシギ


チュウシャクシギ


イソシギ


(391)ハジロカイツブリの夏羽大津甘えん坊 3/21)

 2月7日 偶然にハジロカイツブリの群れ(9羽)を琵琶湖湖畔で発見、もしかして夏羽への変身が観察できるのではと思い頻繁に通ったところ、幸運にも的中し夏羽に移行中の様子を撮影できました。
以下は2〜3時間の観察における個体数
*2/7・・9羽  *2/12・・12羽  *2/28・・5羽  *3/3・・9羽  *3/6・・4羽  *3/13・・11羽  *3/5・・3羽

 ここは琵琶湖の湾状の入り江で漁師か釣り人しか接近出来ないような場所で被写体が遠く(約50m・落差20m)思ったような写真は撮れませんでしたが、こんな場所なので群れは安住の越冬地に選び移動しなかったものと思います。
ハジロカイツブリは冬季に単独で行動の姿しか見られなかったが、今年の冬は群れが一斉に潜水を繰り返し小魚を追い捕らえている光景や夏羽に変身する姿を堪能する事が出来ました。

夏羽の特徴
(1)個体差がありましたが頭・首回りが徐々に黒く変化。    (2)眼の後部から金色に輝く派手やか飾り羽。


2/12 (12羽の群れ)

2/28 (左側2・4番目少し夏羽が確認)

左赤印拡大

右赤印拡大

3/13 (中央まだ夏羽に変わらない個体)

3/15 (後方の個体イマイチの夏羽)

 3/15  (完璧に夏羽に変身)

3/15:この日のハジロカイツブリの行動はキンクロハジロの群れに紛れて行動していましたが、いきなり一羽(写真、最下段右の個体)が沖合に飛び立ち北帰行?していきました。(2018年2月〜3月近江八幡市にて)


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