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まとめ 事務局(文中敬称略)



【場 所】 比叡山無動寺谷周辺(大津市)
【環 境】 寺院境内・社寺林・針広混合林(スギ、ヒノキ、モミetc)
【年月日】 2017年07月09日(日曜)
【時 刻】 9:30〜13:10
【天 候】 曇り
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 24種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジバト

3

姿、飛翔

13

ヒヨドリ

声、姿

2

ホトトギス

1

囀り

14

ウグイス

×

囀り

3

コゲラ

2

姿、声

15

エナガ

×

4

オオアカゲラ

1

16

メジロ

×

姿

5

アオゲラ

3

17

ミソサザイ

×

囀り

6

カケス

2

声、飛翔

18

クロツグミ

2

囀り

7

ハシブトガラス

×

飛翔、声

19

キビタキ

×

囀り、姿

8

ヤマガラ

姿、地鳴き、幼鳥

20

オオルリ

2

囀り

9

ヒガラ

×

囀り、姿、幼鳥

21

キセキレイ

2

囀り、姿

10

シジュウカラ

×

囀り、姿、幼鳥

22

カワラヒワ

×

姿、地鳴き、飛翔

11

ツバメ

×

飛翔

23

イカル

囀り、飛翔

12

コシアカツバメ

飛翔(20±群飛翔)

24

ホオジロ

×

囀り、姿

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計7名
【コース】 京阪坂本駅集合〜比叡山ドライブウェイ〜根本中堂駐車場〜坂本ケーブル山頂駅〜無動寺谷〜明王堂〜玉照院〜弁財天〜折返し〜路傍休憩所(昼食)〜ケーブル山頂駅(鳥合せ)〜駐車場(解散)
【見聞記】
・梅雨の真直中、集合場所の京阪坂本駅前で時間を待っている間に近くのヤマモモの実をヒヨドリが啄みに来て賑やかに騒いでいる。心配な空模様は曇り空だが見上げる比叡の山並みは稜線がガスで覆われている。雨の降り出しが早いかもしれないなど諸般の事情を考慮して車で根本中堂の駐車場に向かう。準備をしていると回りの樹林からイカルの美声が聞こえて来た。ケーブルカーの山頂駅に向かう途中でホオジロも姿を見せ囀り始めました。

・ケーブル駅前から琵琶湖を望むが視界が悪い、駅舎上空をコシアカツバメが群れで通り過ぎて行った。その昔は駅舎で営巣していたのを思い出す。名物のヤマガラのゲージは空っぽで駅員さんに「来ますか」と聞くと「ときどき」とのこと。トイレや小休止を終えいよいよ無動寺谷への下りです。いつも思うのですがこの参拝路の両側に聳え立つスギやヒノキ、モミの巨樹には圧倒され畏敬の念が自然と沸いて来ます。

・そんな道沿いの直ぐ近くでミソサザイやキビタキがさえずっているのですが、繁茂した枝葉に邪魔され姿を見る事は難しいです。明王堂と弁天堂との別れ道の所に「天然記念物比叡山鳥類蕃殖地」の碑がありますが、掲示板の裏に隠れて気付く人も少ない様です。一息入れて明王堂前から玉照院まで下りて引返して来ました。このあたりのお堂や建物は「千日回峰行」の拠点の塔頭で有名です。次に弁天堂に向かいます。相変わらず鳥の鳴声は聞こえて来るが姿を見ることはほとんど無かったです。

・弁天堂から奥へ進みお不動さんを超え「東海自然歩道」を林の中に行こうとしましたが目の前の斜面が崩れ通行不可となっていましたので後戻りです。ケーブル駅からは下り坂で楽でしたが帰りは当然坂道を上らなくてはなりません。吹き出る汗を拭い、参拝に訪れる方達と挨拶を交わしながらゆっくりと上って行きます。そんな中で背中に大きな背負子を背負い、両手に大きな袋を下げて歩いて来られた郵便配達と思われる人には頭が下がりました。

・少し早いですが坂道途中の路傍休憩所でクロツグミ、オオルリ、キビタキ、イカル、ミソサザイ、カラ類の鳴声を聞きながら昼食としました。食後、最近の朽木の現状を聞きました。戻って来たケーブル駅前で小休止、駅舎前の小屋壁面に張られている「比叡山の野鳥たち」のパネルを見ると非常に珍しい種も掲載されていた。その後藤棚の下で鳥合せをし駐車場に戻る頃には小雨が降り出して来ました。天候や、時期のせいなのか出現鳥はイマイチでしたが恒例の「無動寺谷詣で」がギリギリ雨にも振られず無事に終えられた事に感謝です。(高坂記)


【場 所】 菅山寺周辺(長浜市)
【環 境】 ブナ林、山林、寺院境内、池沼
【年月日】 2017年06月18日(日曜)
【時 刻】 9:20〜14:20
【天 候】 曇り時々晴れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 30種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジバト

×

囀り、姿 17 ツバメ

×

飛翔

2

アオバト

1

囀り 18 ヒヨドリ

声、姿

3

ホトトギス

2

囀り、飛翔 19 ウグイス

×

囀り

4

ツツドリ

1

囀り 20 ヤブサメ

2

囀り

5

トビ

2

飛翔 21 エナガ

声、姿、幼鳥

6

アカショウビン

1

囀り、姿 22 センダイムシクイ

2

囀り

7

コゲラ

×

姿、声 23 メジロ

囀り、姿、幼鳥

8

アオゲラ

×

24 クロツグミ

×

囀り

9

サンショウクイ

×

囀り、姿、飛翔 25 キビタキ

×

囀り、姿、水浴

10

サンコウチョウ

2

囀り、姿 26 オオルリ

×

囀り、姿、抱卵

11

カケス

2

声、姿 27 キセキレイ

1

囀り、姿

12

ハシブトガラス

×

飛翔、声 28 カワラヒワ

×

囀り、姿、飛翔

13

コガラ

×

囀り、姿、幼鳥 29 イカル

×

囀り、飛翔

14

ヤマガラ

×

囀り、姿、幼鳥 30 ホオジロ

×

囀り、姿

15

ヒガラ

×

囀り、姿、幼鳥     

 

 

16

シジュウカラ

×

囀り、姿、幼鳥    シカ

 1 

声 

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計7名
【コース】 JR木ノ本駅集合〜車移動〜ウッディパル余呉〜車移動〜尾根(駐車)〜菅山寺参道〜菅山寺境内周辺(昼食)〜折り返し〜ウッディパル余呉(鳥合せ、解散)
【見聞記】
・天気は曇り、JR木ノ本駅で身支度を整えてウッディパル余呉の駐車場へ進む。ここから先は対向車とのすれ違いが困難な上りの狭い林道が続くのでゆっくりと安全運転で登って行く。全開した窓からウグイス、センダイムシクイ、ヤブサメの囀りが聞こえ、徐々に標高が上がってくるとオオルリ、キビタキ、ツツドリなども聞こえてきた。尾根の駐車場には県外ナンバーの先客が数台駐車していた。

・尾根道から寺の参道にかけてはブナの巨木が多く見られ心が洗われる。菅山寺の探鳥会は山登りではなく急坂を下るところから始まり、復路の上り坂で汗が噴き出るのが特徴である。参道の脇には首を折られた石仏が不気味さを漂わせ身が引き締まる。遠くからキビタキ、アオゲラの声がしているが落葉広葉樹の森は静かで鳥の気配は感じられず先行き不安がよぎる。

・山門に到着すると樹齢千年を超える大ケヤキが相変わらずの仁王立ちで私たちを迎えてくれた。右の大樹は青々と葉を茂らせているが、左の大樹は幹の腐敗が進み老いた姿が痛々しく感じられた。今日の探鳥会は時間がたっぷりあるので「鳴くまで待とうホトトギス?」作戦とした。ゆっくり境内を進むうちにキビタキ、クロツグミ、オオルリが囀り、サンショウクイが梢を「ヒリヒリヒリーーー」と飛び回る姿が見え調子が出てきた。

・天満宮の池に着くと超望遠レンズのカメラマンが6人いたので様子を聞いてみると「早朝からここで待っているが目的の鳥はまだ出てこない」と言う。天満宮の裏に回り東の谷の様子を探るクロツグミ、サンショウクイ、キビタキ、遠くからアカショウビンの声が聞こえてきた。
・今年は雨が少なく地面が乾いているのでどこにでも腰を下ろせて都合がよい。天満宮前に13時集合と決め、2時間弱の昼食を含む自由行動時間とした。ツツドリ、ホトトギスの声を聞きながら池の近くで昼食、教えてもらったオオルリの巣を見に行くと抱卵中の雌が怯えた目で睨んでいるのが見えた。近くからサンコウチョウとクロツグミの声がしているが出て来てくれない。カメラのシャッター音が聞こえるので近づいて見るとキビタキ雄が水場に降りて水浴中、数度バシャバシャとやって近くの木に移りブルブルと羽繕いしている様子が見られた。

・アカショウビンの声が大きく聞こえ近づいてきた気配だ「あそこにいる!」とカメラが向けられた先に「火の鳥」が見えた。「このスギとスギの間の後ろの横枝に止まっている!」「早く見て!見て!」などと興奮状態になった観客席をしり目に10秒位で飛び去ってしまった。

・池の周りをコガラが飛び交っているのを見ているとまた水場がにぎやかになって来た。濃淡のはっきりしない模様は幼鳥のようだ、淡い茶色系のヤマガラ、やや青味のシジュウカラ、白灰色のコガラの姿が多く、他にもヒガラ、メジロ、コゲラなどが加わった混群が次々と降りてきて、露天風呂を思わせるにぎやかさとなった。

・あっという間に集合時間となり、去りがたい思いを残して帰路についた。菅山寺名物「行きは楽々、帰りは辛い」急な登りの参道では途中休憩を交えながらゆっくりと歩を進めたが、心臓の鼓動によって体力の衰えを自覚させられてしまった。ブナ林とキビタキに見送ってもらって、無事ウッディパル余呉に戻り鳥合わせを行い現地解散とした。(岡田記)


【場 所】 朽木いきものふれあいの里周辺(高島市)
【環 境】 林道・雑木林・人工林・渓流・落葉広葉樹林・登山道
【年月日】 2017年06月04日(日曜)
【時 刻】 10:00〜14:30
【天 候】 晴れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 32種+外来種1種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジバト

×

姿

18

ウグイス

×

囀り

2

アオバト

1

囀り

19

ヤブサメ

1

囀り

3

ツツドリ

2

囀り、飛翔

20

エナガ

×

声、姿

4

トビ

2

飛翔

21

センダイムシクイ

×

囀り

5

サシバ

1

飛翔

22

メジロ

×

囀り、姿

6

コゲラ

×

姿、声

23

ゴジュウカラ

1

7

アオゲラ

×

24

ミソサザイ

2

囀り

8

サンショウクイ

×

囀り、飛翔

25

カワガラス

1

声、姿

9

サンコウチョウ

3

囀り、姿

26

クロツグミ

1

囀り

10

カケス

2

27

キビタキ

×

囀り、姿

11

ハシブトガラス

×

飛翔、声

28

オオルリ

×

囀り、姿

12

コガラ

3

囀り、姿

29

カワラヒワ

×

囀り、姿

13

ヤマガラ

×

囀り、姿

30

イカル

×

囀り

14

ヒガラ

×

囀り、姿

31

ホオジロ

3

囀り、姿

15

シジュウカラ

×

囀り、姿

32

クロジ

1

囀り

16

ツバメ

2

飛翔

ソウシチョウ

1

囀り

17

ヒヨドリ

声、姿

 

ニホンザル

8

姿、群

【担当者】 金田 忠
【参加者】 計13名
【コース】 JR和邇駅集合〜車移動〜朽木いきものふれあいの里センター前〜森散策〜蛇谷ヶ峰登山口〜沢筋コースで登山道H530m地点(昼食)〜尾根筋登山道下山〜天空温泉コース吊り橋経由〜東屋(鳥合せ、解散)
【見聞記】
・琵琶湖西側に南北に横たわる比良山系の南東山麓に位置するのがJR和邇駅。駅の高架下にはイワツバメの集団営巣地が今年も健在、激しく出入りする親鳥が雛にエサを運んでいた。今日の探鳥地は比良山系北端の名峰「蛇谷ヶ峰」の北西部に広がる中腹部の森林帯なので車に分乗して長距離移動となる。「元朽木いきものふれあいの里センター」前の空スペースに駐車、身支度を整えた。すでに遠方の県外ナンバー車が10台ほど駐車していた。途中の森からクロジの囀りが聞こえたので、今日は出だしから調子が良さそうだ。

・当地は自然体験施設「県立朽木いきものふれあいの里センター」が閉鎖・撤去されて3年目だが、一昨年はヤイロチョウの渡来、昨年はブッポウソウの営巣など近年バーダーの注目が集まった場所。今年はどんな鳥が来ているのか!と期待が膨らむ。ところが辺りは静まり返っている。遠くからサンショウクイ、キビタキ、ヤマガラ、メジロの囀りが聞こえてきたが遠すぎる。周辺の森をジグザグ進んでみても鳥たちの姿に出会えない。


エゴノキ


ヤマボウシ


オオバアサガラ

・「晴天の日中は鳥が鳴かない!」またこのパターンか!悪い予感が脳裏をかすめる。こんな時は目先を変えて木に咲く白い花に話題を変える。エゴノキは満開、ツルアジサイは咲き始め、ホオノキはわずかな残り花、なぜか6月は白い花が咲き競う。谷側からオオルリ、キビタキ、サンショウクイの囀りが聞こえてきた。突然近くでサンコウチョウが「・・・ホイホイホイ」と聞こえ近そうなので立ち止まって探して見たが、飛び去るのが見られた人が一人だけだった。

・蛇谷ヶ峰登山道の尾根道ルートへ入らず、足元が乾いていたので沢沿いからの左回りコースで登ることにした。消え入りそうな登山道に入ると頭上からオオルリの美声が鳴り響く、しばらく聞いていると落下するように舞い降りてきたのは雄、背中のブルーが鮮やかだ。ひらひらと止り位置を変えるたびに「ここにいる、この枝に止まっている」などと双眼鏡をのぞきながらの声が飛び交う。登山道は急勾配となりつづら折れの細道に倒木が行く手を阻む。汗がにじんで鳥の声を探す余裕が薄らぐが、心臓の激動を整えるため立ち止まる。谷底からミソサザイの囀り、カワガラスの地鳴きが聞こえ飛び去る姿が見えた。コガラが近くに来た、白っぽいグレーの模様が枝にぶら下がって虫を探している。ゴジュウカラ、イカルの声がするがなかなか姿が確認できない。

・汗が噴き出たところで尾根側の登山道と合流、標高530m点のなだらかな尾根で吹き上げる涼風を受けながらの昼食にした。付近はカシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によって「ナラ枯れ」が発生、コナラの老木・大木が枯れてしまったため、地面まで太陽光が降り注ぎ明るい森となっている。梢を中型の鳥が飛んで森に消えた、しばらくすると「ポポッポポッーーーー」とツツドリが鳴きだした。昨年に続きソウシチョウの囀りが聞こえている外来種だが当地に定着しているようだ。

・肌寒くなって来たので尾根沿いの登山道から下山、「グリーンパーク思い出の森」への林道へ出る。キビタキが現れ、センダイムシクイ、ウグイス、シジュウカラなどの声が聞かれた。林道は道幅が広く先頭を歩くMちゃんはトカゲを虫かごに入れて睨めっこ、トンボを追いかけて素早くキャッチ、さすがDNAは通じている。トンボを放ってやるため指の先に止まらせて置くがなかなか飛び去らない、Mちゃんが好きになってしまったようだ。ここにも白い花が房状に下がって満開だ、Kさんにオオバアサガラと教えていただく。他にウツギとヤマボウシも白い花を満開に咲かせ、緑が濃くなってきた林縁に純白の花がよく似合っている。

・吊り橋を通って出発点に戻る手前で森の切れ間からサシバが現れ上空を舞ってフィナーレを飾ってくれた。「終わり良ければ総て良し」いつもの東屋で鳥合わせを行い現地解散とした。(岡田記)


【場 所】 野洲川ダム奥の白倉谷林道周辺(甲賀市)
【環 境】 森林(落葉広葉樹林、スギ・ヒノキ林)、山地河川上流域、林道
【年月日】 2017年5月21日(日曜)
【時 刻】 09:40〜14:30
【天 候】 晴れ、無風
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 32種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジバト

×

姿

17

シジュウカラ

×

姿、囀り

2

アオバト

3

囀り、飛翔

18

ツバメ

×

飛翔

3

アオサギ

1

飛翔

19

イワツバメ

×

飛翔

4

ジュウイチ

1

囀り

20

ヒヨドリ

声、姿

5

ツツドリ

2

囀り

21

ウグイス

×

囀り

6

トビ

1

飛翔

22

ヤブサメ

1

囀り

7

アカショウビン

1

囀り

23

エナガ

姿、声、巣立ち家族群れ

8

コゲラ

×

姿、声

24

メジロ

×

囀り、姿

9

アカゲラ

1

姿、声

25

ミソサザイ

1

囀り

10

アオゲラ

×

声、飛翔

26

カワガラス

2

11

サンコウチョウ

2

囀り、姿

27

クロツグミ

1

囀り

12

カケス

3

声、姿

28

キビタキ

3

囀り

13

ハシブトガラス

×

飛翔、声

29

オオルリ

×

囀り、姿

14

コガラ

1

囀り

30

キセキレイ

2

姿、囀り

15

ヤマガラ

×

囀り、姿

31

イカル

2

16

ヒガラ

囀り、姿

32

ホオジロ

×

姿、囀り

【担当者】 笠井誠吾
【参加者】 計16名
【コース】 JR貴生川駅集合→車移動→白倉林道駐車地〜白倉林道上流へ〜折り返し〜白倉林道駐車地(鳥合わせ)→車移動→甲賀市役所で解散
【見聞記】
・青空が続き天気予報は30度越えを伝えていた。集合地JR貴生川駅ではイソヒヨドリの囀りが聞こえ、遠くの電柱の上にシルエットが見えていたが、出発前には近くの電線に来て見送ってくれた。今日のコースは野洲川の源流域なので車に分乗、最少台数で白倉林道に入って駐車した。
・駐車地に到着するとキビタキ、ツツドリ、アオバトの囀りが聞こえる。少し遠そうだがアカショウビンの鳴声も聞こえてきた。身支度を整え、ヤマビルへの注意事項を話して上流へ歩き出す。

・この林道は人と獣との生息エリアを分けるために鉄の扉で仕切られているが、リーダーの特別の計らいで許可を得ての探鳥会である。林道の山側はスギの植林地で間伐された林床には光がふりそそぎ明るい林が目立つ。静かな谷底の渓流からはキセキレイの囀りが聞こえてきたが、お目当てのオオルリやホトトギスの声を待ったがなかなか鳴いてくれない。小学生のMちゃんが手のひらにのせて見せてくれたのはイモリ、真っ赤なお腹がうごめいていた。続いてたまり水でオニヤンマのヤゴを見つけ皆で観察した。足元近くからタゴガエルの鳴き声、渓流からはカジカガエルの声もしている。

・林道は緩やかな登り勾配だが地面は乾いているのでヤマビルは出てないようで安心した。今度は植物に詳しいメンバーが、これはクジャクシダ、フデリンドウ、タニギキョウ、トウダイグサ、ホトトギスの仲間など次々と見つけて紹介してくれた。「クジャクは外来種だがホトトギスはそのうち鳴くよ」などと見当違いのことを言いながら会話が弾む。
・渓流に沿って広葉樹が増えてくるとオオルリの声がよく聞こえるようになった。エナガの巣立ち雛を連れた家族群がにぎやかに頭上を移動していった。調子が出てきたようだ!コガラのかぼそい囀りに続いてヒガラ、ヤマガラも囀りだした。スギ林からはギャーギャーとカケス、ギーギーとコゲラ、キョッキョッとキツツキ類の声、しばらく聞いていたらピョーピョーとアオゲラが名乗り出てくれた。繁殖期の探鳥会は野鳥の声を聞いて種類を識別することが多く、「なかなか双眼鏡に姿をとらえることは難しいですねー」と言い訳をするばかりだった。

・突然ギーギーとあの特徴のある声が聞こえ、続いて「月日星ホイホイホイ」とサンコウチョウの名調子が近くでしたが2声鳴いただけで飛び去ったようだ。遠くからポポッポポッと聞こえてきたのはツツドリ、子育て親となるセンダイムシクイの声がまだ聞こえてないが、ツツドリとセンダイムシクイの不思議な托卵の習性は神の悪戯としか考えられない等と思いを馳せた。
・渓流が近い開けた場所で昼食を取ることになり、リュックを下ろしたら後ろにいたNさんから「マムシがいる!」と声をかけられた。見るとすぐ側の石の上に「マムシがとぐろを巻いて」こちらをにらんでいるではないか。背模様の銭形斑がキラキラ光ったのを見て背筋に冷気が走ったが、まだ体温が上がってないのか動きが鈍く、逃げて行かないのでマムシを横目で見ながら落ち着かない昼食をとった。食後に付近を散策するとジュウイチ、アオバト、オオルリなど夏鳥の声が聞こえ初夏を感じることが出来た。

・午後は来た道を引き返すコースとなり緩やかな下りで足取りも軽い。新緑の林間をアオバトが飛び出したKさんの素早いカメラ操作で写しだされたアオバト見せてもらうミドリバト?だ。双眼鏡でも捕らえられない瞬時の飛びものを写してしまう早業には恐れ入りました。「アナグマがいる!」と指差しされた谷側の斜面に濃い茶色の動物が見えたがすぐに消えてしまった。どこに消えたのか調べてみると林道のコンクリート崖にある水抜き用の土管に入ったと考えられアナグマの種名が実感できた。
・今日はヤマビルの襲撃を恐れていたが予測は外れ、Mさんに1匹付いただけだった。代わりにマムシやアナグマと出会い、シカの白骨などを見て鈴鹿山地の自然の一部を体感することが出来た探鳥会となった。林道の駐車地で鳥合わせを行い、甲賀市役所に戻り解散した。(岡田記)


【場 所】 天野川河口周辺(米原市)
【環 境】 田んぼ・河川敷・河口公園・湖岸
【年月日】 2017年05月07日(日曜)
【時 刻】 09:15〜14:15
【天 候】 晴れ、無風
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 36種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

カルガモ

姿

19

ユリカモメ

×

飛翔

2

コガモ

1

姿

20

ミサゴ

1

飛翔

3

キンクロハジロ

遊泳

21

トビ

×

姿、声、飛翔

4

カイツブリ

×

遊泳、声

22

チョウゲンボウ

1

飛翔

5

キジバト

×

姿

23

ハヤブサ

1

飛翔

6

カワウ

姿、飛翔

24

モズ

2

姿

7

アオサギ

×

姿

25

ハシボソガラス

姿、声

8

ダイサギ

姿

26

ハシブトガラス

×

姿

9

コサギ

3

姿

27

ヒバリ

姿、囀り

10

オオバン

遊泳

28

ツバメ

飛翔

11

ケリ

姿、声、3巣抱卵中

29

ヒヨドリ

×

姿、声

12

コチドリ

1

声、姿

30

オオヨシキリ

×

姿、囀り

13

タシギ

1

飛翔、声

31

ムクドリ

姿

14

チュウシャクシギ

1

姿

32

スズメ

姿、声

15

タカブシギ

1

姿

33

セグロセキレイ

×

姿、声、幼鳥

16

イソシギ

1

姿

34

カワラヒワ

×

姿、囀り

17

トウネン

×

5羽、姿

35

ホオジロ

3

姿、囀り

18

ウズラシギ

×

4羽、姿

36

アオジ

1

姿、地鳴き

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計7名
【コース】 蓮池農業公園〜田んぼ〜天野川簗場〜天野川左岸〜河口朝妻公園(昼食)〜天野川左岸〜田んぼ〜蓮池農業公園(鳥合せ)(解散)
【見聞記】
・集合地JR米原駅からは車移動で蓮池農業公園グランドに駐車させていただいた。天気は上々で伊吹山がよく見えている。今日のテーマは「田植え前後の水田でシギ・チドリ類を見つけよう!」と春の渡りを狙った企画だが田んぼの水張具合は?渡りのタイミングは?出会いの運命は?などと不安がいっぱいの鳥探しがスタートした。バルブを開けて水を流しながら耕運機が耕している周りには黒い鳥と白い鳥がうごめいている100羽ほどのハシボソガラスと10羽ほどのダイサギに交じってアオサギも目立っている。

・ヒバリの囀りが上空から降り注ぎ、トビが舞っている。近くから「ケリケリケリーーー」と悲鳴のような叫びで飛び立ちトビに攻撃を仕掛けるがトビは相手にせず飛び去るとケリは近くの畔にある巣に戻ってうずくまり静けさが戻った。背後の上空にハヤブサを発見、悠々と羽ばたきを交えて山手へ消えていくのを眺めながら、今日は幸運の予感がしてきた。

・田園地帯は「田植え直後」と「耕して水を張った」田が半々ぐらいと麦田んぼが少し見られる。広い水田地帯で鳥を探すのは至難の業だ。どの道を進もうかと迷いながら、「見つけるポイントは畔の両側を探してください」と声をかける。早速「何かいる」と声が上がりウズラシギが視野に入った。茶褐色の頭部と背面が目につく、近くにも2羽発見。少し離れた畔にタカブシギも現れた。「あの飛んでいるのは何ですか」の声と同時に小型のシギ5羽が近くの畔に降りた。半逆光で見えにくいがトウネンとわかる。近いところで動かずにいてくれたのでよく観察すると5羽の羽色が微妙に違い冬羽から夏羽への移行中や成鳥と若鳥との体色の差などが感じられた。

・天野川のヤナ場では漁業関係者が作業をしていたので近くには鳥の姿は見当たらず、少し下流の浅瀬でアオサギ、ダイサギ、コサギたちが遡上してくるアユを待ち受けていた。獲物を先取りするシラサギたちと簗で一網打尽に捕獲する漁業者が互いに存在を認めて共生できているのか、めぐみの川の春景色を複雑な思いで眺めていた。セグロセキレイが河原に降りたので探して見ると淡い灰白色に包まれた巣立ち雛が草むらから出てきた、親鳥から給餌を受けているのだろう。近くからイソシギも出てきて、腰を振りながら地面の虫を探していた。

・左岸を琵琶湖へ向かって歩くとホオジロ、オオヨシキリ、カイツブリの囀りが聞こえてきた。土手の桜はすでに散り若葉となっているのでコムクドリとの再会を願って探して見たが願わなかった。河畔のヤナギ林からムクドリ飛び出してくるので様子を見ていると綿に包まれた毛虫玉が多く見つかりムクドリの餌場になっていることが分かったが、私の目には食欲はわかず、背筋に冷気が走っただけだった。

・河口の朝妻公園で昼食としたが予定していた木陰のベンチ付近にはグランドゴルフコースが設定されてあり、同世代?の人たちが競技中だったので通過するのを見守った。皆さんがすごくうまいのには驚いたが楽しんでいる姿に共感を覚えた。昼食後に琵琶湖上を探して見たがユリカモメ、オオバン、キンクロハジロが見られただけで他のカモ類の姿がなく、今年は早めに北国へ帰ってしまったようだ。ゴールデンウイーク中でもあり釣り人が多く見られた。話を聞いてみると「ブラックバス釣り」を楽しんでいるとのことだった。

・午後は再び田んぼでシギを探しながら戻るコース。昨年出会ったチュウシャクシギの残像が脳裏にあり、必死で探して見たが出てこない。ジェと鳴きながら飛び立ったのはタシギ、田んぼへ降りたが見つからない。つづいて「ホイピピピピピピ」の一声が聞こえ「出た!」と喜んで目をやると天野川の土手下に近い水田の畔にチュウシャクシギ1羽がみえて、借景には八重桜の落花が添えられているではないか。この田んぼは1時間ほど前に川土手を歩いたときにも探したが見つからなかった場所なのだ。田んぼのシギたちとの出会いの難しさが再認識させられた。

・今日のシギとの出会いは1種1羽が多かった。シギ類は群れで渡りをする印象なのに「なぜか?」田んぼからエサとなる虫が消えてしまったのだろうか。旅の疲れと空腹を満たせる中継地を探しながら故郷へ帰る渡り鳥に北帰行の安全を祈りながら観察させてもらった。今日は目的とした「春の渡りのシギ・チドリを探そう」に対し、シギ科6種・チドリ科2種と出会えて満足の行く探鳥会となり、ご機嫌で鳥合わせを行い解散とした。(岡田記)


【場 所】 金勝山周辺(栗東市)
【環 境】 低山・山林・寺院境内
【年月日】 2017年04月30日(日曜)
【時 刻】 09:10〜14:20
【天 候】 晴れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 25種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジバト

×

姿、囀り 14 イワツバメ

2

飛翔

2

アオバト

1

囀り 15 ヒヨドリ

姿、声

3

ジュウイチ

1

囀り 16 ウグイス

×

囀り

4

トビ

2

飛翔 17 ヤブサメ

1

囀り、姿

5

コゲラ

×

姿、声 18 エナガ

×

姿、地鳴き

6

アオゲラ

×

声、飛翔 19 メジロ

×

姿、囀り

7

モズ

2

姿 20 ミソサザイ

2

囀り

8

カケス

3

姿、声 21 ムクドリ

×

姿、声

9

ハシブトガラス

姿、声 22 キビタキ

3

姿、囀り

10

ヤマガラ

×

姿、囀り 23 キセキレイ

2

姿、囀り

11

ヒガラ

×

姿、囀り 24 カワラヒワ

姿、声

12

シジュウカラ

×

姿、囀り 25 ホオジロ

×

姿、囀り、地鳴き

13

ツバメ

×

飛翔    

 

 

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計16名
【コース】 JR栗東駅集合〜道の駅「こんぜの里りっとう」〜東並木林道〜金勝寺〜金勝寺林道〜馬頭観音堂(昼食)〜同じ林道を下る〜道の駅(鳥合せ、解散)
【見聞記】
・集合地JR栗東駅から車移動で道の駅「こんぜの里りっとう」へ向かった。雲ひとつない快晴のもと絶好の探鳥会日和にめぐまれた。車で直接来た人と合流、挨拶も簡単に済ませ、キセキレイ、カワラヒワ、ウグイスの囀りに送られて林道を歩き出した。

・林道に沿ってスギの植林地がつづく静かなハイキングコース。ダラダラと続く登り坂で心臓がバクバク言い出したが鳥が出てこないので休憩もせず無口になって歩を進めたが、いつの間にか汗が吹き出してきたので小休止、春の山菜として人気の高いタラ、コシアブラ、ゼンマイ、ワラビなどを指さしながらテンプラの話しで盛り上がる。それにしても夏鳥の囀りが聞こえてこない。晴天、新緑、標高600mまで来たのにオオルリ、センダイムシクイ、ツツドリなどが黙秘権を使って私たちに何を抗議しようとしているのか?少し焦りが出てきた。

・金勝寺が近づくとミソサザイ、ヒガラ、キビタキの囀りが遠くから聞こえてきた。早めに到着したので脇道に入ってみると望遠レンズを構えたカメラマンが数人いたので様子を聞いてみると「オオルリ、キビタキ、ミソサザイ、アオバト」の声を聞いたとのことだった。けもの猟の檻まで進むとアオバトの独特な囀りが聞こえてきた。引き返すと金勝寺からアオゲラの声が「ピョーピョー」と聞こえ、ゴゴゴゴゴーと枯れ木をたたくドラミングの音が降り注いできた。近くの枝にキビタキの雄と雌が出てきたがすぐに消え、ヤブサメも大きな声で「シィシィシィシィ」と鳴いたが姿は見せてくれなかった。

・金勝寺周辺の林道にはモミの大木が保存されていて深山の雰囲気が漂う。夏鳥の渡来が遅れているのだろうか声が聞こえてこない。ここでは「滋賀の鳥は無口で引っ込み思案なので、なかなか出て来てくれませんね」と変な言い訳で鳥たちを弁護しておいた。林道わきにはスミレが満開、シハイスミレ、タチツボスミレ、フモトスミレなど、詳しい人に教えてもらったが記憶力も減退しているのでとりあえずノートにメモしておいた。尾根道に出ると近江富士の三上山や琵琶湖が見下ろせて気持ちが良い。林道の終点「馬頭観音」前の桜の下で昼食にした。今年もKさんが釣って料理した「小鮎の山椒煮」が振舞われ、春の香りを堪能させていただいた。

・午後のスタート前に馬頭観音に集まり、恒例となった最近の鳥ニュースなど連絡事項を行った後、愚痴を言いながら来た道を引き返した。途中まで下ったところで金勝寺の方向から「ジュウイチー、ジュウイチー」と鳴く声が聞こえてきた。慈悲心鳥(ジュウイチ)が思いやりを届けてくれたものと考え、くじけそうだった気持ちを取り戻して鳥合わせを行い「こんぜの里りっとう」で現地解散した。(岡田記)


【場 所】 安曇川河畔林と菅沼周辺(高島市)
【環 境】 公園・松林・田んぼ・琵琶湖・河川河口の河畔林
【年月日】 2017年4月16日(日曜)
【時 刻】 09:20〜13:30
【天 候】 晴れ、無風
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 51種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

オカヨシガモ

×

姿

27

ハシボソガラス

姿、抱卵中

2

ヨシガモ

×

姿

28

ハシブトガラス

×

姿

3

ヒドリガモ

姿

29

ヤマガラ

×

姿、声

4

カルガモ

姿

30

シジュウカラ

姿、囀り

5

コガモ

×

姿

31

ヒバリ

姿、囀り、飛翔、

6

ホシハジロ

姿

32

ツバメ

飛翔

7

キンクロハジロ

姿

33

ヒヨドリ

姿、声、集団で飛翔

8

カイツブリ

×

姿、声

34

ウグイス

3

囀り

9

カンムリカイツブリ

姿、夏羽

35

エナガ

×

姿、地鳴き

10

ハジロカイツブリ

×

姿、夏羽

36

メジロ

姿、地鳴き

11

キジバト

姿

37

ムクドリ

姿、飛翔

12

カワウ

姿、飛翔

38

シロハラ

3

姿、地鳴き

13

アオサギ

姿、飛翔、婚姻色

39

アカハラ

1

囀り

14

ダイサギ

×

姿、飛翔

40

ツグミ

姿

15

コサギ

2

姿

41

オオルリ

1

姿、♂

16

バン

1

姿

42

ニュウナイスズメ

姿、群れ2か所

17

オオバン

姿

43

スズメ

姿、電柱に営巣中

18

ケリ

×

姿

44

ハクセキレイ

2

姿

19

タシギ

×

姿

45

セグロセキレイ

×

姿、地鳴き

20

ユリカモメ

×

飛翔

46

タヒバリ

飛翔、地鳴き、20羽群れ

21

カモメ

3

飛翔

47

カワラヒワ

姿、声

22

トビ

飛翔、姿

48

シメ

2

声、姿

23

コゲラ

2

姿、声

49

イカル

1

姿

24

チョウゲンボウ

1

飛翔

50

ホオジロ

姿、囀り

25

サンショウクイ

3

囀り、飛翔

51

アオジ

×

姿、地鳴き

26

モズ

×

姿

 

 

 

 

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計6名
【コース】 源氏浜駐車場〜菅沼(風車村)一周〜田んぼ〜源氏浜P→車移動→安曇川北流園地〜(鳥合せ)解散
【見聞記】
・昨夜は雨、今朝は濃霧で不安がいっぱいだったが、集合地JR新旭駅は晴れて無風と絶好の探鳥会日和となった。どこを見ても桜が満開なので「今日は鳥が見つからなかったら花見にします」などと冗談を言いながら車で琵琶湖畔の源氏浜駐車場に向かった。途中の電線に数珠つなぎに並んだ小鳥を見つけて停車、双眼鏡で確認するとニュウナイスズメの集団だった。群れは飛び立つと近くのケヤキの梢に移り、満開の桜花をちぎりとって散らしているようだった。田んぼにも降りていて、この3点を行き来しているようだ。すかさず数えたUさんから117羽まで数えたがもっといると教えてもらった。

・源氏浜駐車場に車を止めて菅沼を探鳥する。ここは道の駅「しんあさひ風車村」と「花菖蒲園」の場所だが、現在は施設が休止され廃墟のようになっているところです。琵琶湖に近く水田地帯に囲まれた沼と樹林にはどんな鳥がいるのか探検のスタートです。早速聞こえてきたのはシジュウカラ、ホオジロ、アカハラの囀りが聞こえています。ここにも満開の桜にニュウナイスズメが60羽で花泥棒をしているようです。冬鳥はツグミ、シロハラ、シメ、アオジ、みんな春の装いできれいに見えた。

・中へ進むと沼の縁では釣り人がのんびりと釣り糸を垂れていた。水鳥は少なくヒドリガモ、オカヨシガモ、コガモなどが草陰で昼寝していた。前方をキツネが横切ったがすぐに消えてしまったが、ここに住み着いた主なのであろう。湖岸の松林の上を時々ヒヨドリの群れが北へ向かって渡っていくのが見られた。頭上を編隊組んで飛んでいくのはカワウの群れ、竹生島の集団営巣地と安曇川の漁場を往来しているのだろう。若葉が出る前なのでトビとカラスの巣が丸見えだ!トビは頭と尾が見えていたがハシボソガラスは尾だけが見え、親鳥たちが熱心に抱卵している様子がうかがえた。

・菖蒲園を巻いて田んぼ道へ出ると、仕事中の耕運機の近くにアオサギ、ダイサギ、ハシボソガラスが見えた。アマサギ、チュウサギは渡って来てないようで姿は見当たらない。すぐ近くの田んぼからタシギが飛び立ち近くの畔に降りたので探して見たが保護色の効果で見つけることが出来ず、また飛ばれてしまった。上空からはヒバリが囀り、前方の田んぼからタヒバリの地鳴きが聞こえてきた、姿を確認しようと近づいたら一斉に飛び立った21羽の群れだった。タヒバリの激減が心配される中でうれしい出会いだった。

・車に戻り安曇川北流河口の園地へ移動すると、サンショウクイ、ウグイス、ホオジロのさえずりが聞こえてきた。目の前の満開の山桜を眺めながら東屋のテーブル席で優雅な昼食会とした。近くにはエナガ、シジュウカラ、メジロの姿が見える。食後は琵琶湖岸の湖畔林を散策。再度サンショウクイ3羽が飛び出し、オオルリ♂1羽も見られたがすぐに森に消えてしまった。湖岸なのにヤマガラが警戒の声を発して近くを飛び回っているのが不思議な感じ、この子も渡りの移動途中なのかな。琵琶湖からは絶えずモーターボートのエンジン音が聞こえ、時々爆音を発しながら岸近くを通り過ぎてゆく、そんな湖面にハジロカイツブリ発見!プロミナーでのぞくと黒い頭部に赤い目、黄色のひげが凛々しい夏羽でした。周りをよく見るとすべてカップルで4組8羽がカウント出来た。

・今日は「桜の名所海津大崎」の桜が満開で多くの花見客でにぎわっていると聞き、帰りの道が渋滞する恐れがあるので、少し早めに鳥合わせを行って現地解散しました。(岡田記)


【場 所】 南郷瀬田川洗堰周辺(大津市)
【環 境】 河川中流域・河川敷・田んぼ・神社境内・住宅地
【年月日】 2017年03月26日(日曜)
【時 刻】 09:00〜14:00
【天 候】 曇り
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 51種

個体数概略(実数:1〜4羽 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジ

1

雄、姿

27

チョウゲンボウ

1

姿、飛翔

2

オカヨシガモ

姿

28

モズ

×

姿

3

ヒドリガモ

姿

29

ハシボソガラス

姿、飛翔

4

マガモ

姿

30

ハシブトガラス

×

姿、飛翔

5

カルガモ

姿

31

シジュウカラ

×

姿、囀り

6

ハシビロガモ

1

姿

32

ヒバリ

姿、囀り、飛翔、

7

コガモ

姿

33

ツバメ

×

飛翔

8

ホシハジロ

姿

34

イワツバメ

飛翔

9

キンクロハジロ

姿

35

ヒヨドリ

×

姿、声

10

スズガモ

1

雌、姿

36

ウグイス

3

囀り、

11

ホオジロガモ

1

雄、姿

37

エナガ

2

姿、地鳴き

12

ウミアイサ

1

雄、飛翔

38

メジロ

×

姿、地鳴き

13

カイツブリ

×

姿、声

39

ムクドリ

姿、飛翔、群れ

14

キジバト

姿、囀り

40

シロハラ

1

地鳴き

15

カワウ

×

姿、飛翔

41

ツグミ

姿、地鳴き

16

アオサギ

×

姿、飛翔、婚姻色

42

イソヒヨドリ

2

♂、♀

17

ダイサギ

1

姿、飛翔

43

スズメ

姿

18

コサギ

1

姿

44

キセキレイ

1

飛翔、姿声

19

オオバン

姿

45

ハクセキレイ

3

姿

20

ケリ

×

姿、警戒声

46

セグロセキレイ

姿、地鳴き

21

イカルチドリ

×

姿、声

47

タヒバリ

2

飛翔、地鳴き

22

コチドリ

3

姿、声

48

カワラヒワ

姿

23

イソシギ

2

姿、飛翔

49

イカル

1

囀り、

24

トビ

飛翔、姿

50

ホオジロ

3

姿、地鳴き

25

カワセミ

1

51

アオジ

×

姿

26

コゲラ

1

姿、声

 

 

 

 

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計10名
【探鳥路】 水のめぐみ館駐車〜河川事務所横〜瀬田川洗堰下流〜瀬田川、大戸川合流地点〜黒津橋〜田んぼ〜上津神社(昼食)〜農耕地〜稲津橋〜大戸川〜水のめぐみ館ウォータステーション琵琶(館内で鳥合せ、解散)
【見聞録】
・準備をして道路をわたり琵琶湖河川事務所横に移動すると早速外灯上にイソヒヨドリ♀が姿を見せてくれる。少し遅れて今度は河川事務所建物ベランダに♂が姿を見せ、下に降りた。それを追う様に♀が建物ベランダに移動して来た。洗堰直下にはキンクロハジロ、オカヨシガモ、オオバンなどが急流に身を任せ遊んでいる様に思えた。対岸の水際にはカイツブリ、マガモ、コガモ、カルガモ、ハシビロガモなども確認出来た。

・水産センター横の桜並木にシジュウカラが1羽現れ囀ってくれるが他の小鳥達の気配がない。前方の法面や土手にヒドリガモが川から上がってきて草を採餌してる。どれだけ近付けるかと少しづつ接近。その他ツグミ、モズ、アオジが見られ上空をツバメ、イワツバメが乱舞している、イワツバメが圧倒的に多い。

・先程から瀬田川の下流域に白が目立つ水鳥1羽を見つけ、ホオジロガモ♂と判明してもっと近くで見ようと合流地点の突堤まで観に行き♀個体などを探したがこの個体のみだった。反対の大戸川にイソシギ、コチドリ、イカルチドリ、セキレイの仲間などが観察された。チドリの仲間はその後何度も声や姿を確認する事が出来た。それにしても河川敷や水産センターの樹木に小鳥達の姿が見つけられない。

・橋を渡り田園地帯へ、ヒバリが突然飛出し囀りながら上昇して行く。電線に数多く並んでいるのはカワラヒワ、遠くの鉄塔の最上部に止まっているゴマ粒位の鳥は望遠鏡で確認しチョウゲンボウと判明したが止まったままで飛立たない。上津神社へ到着し昼食前に本殿裏の社寺林へ入ると目の前をキジ♂が歩いて逃げていく。隣の竹薮からシロハラの声が聞こえた。椿の蜜を狙っているのかヒヨドリの姿も見え、まだ調整中のウグイスの囀りも聞こえて来た。

・拝殿の軒先きを借りて昼食としましたが、曇り空で気温が上がらずじっとしていると寒くなって来たので歩き出す事に。午後からは再び田園地帯を小山川沿いに歩きました。期待した川中の草むらにも鳥影は感じられません。田んぼにはヒバリが多く、突然鳴きながらトビに攻撃するケリ、ムクドリやセキレイ、婚姻色のアオサギ、畔にコサギ等、そんな中で一番の収穫は朝方見たと思われるチョウゲンボウが頭上を旋回し何度もホバリングを見せてくれた事でした。

・大戸川沿いでコチドリ、イカルチドリ、タヒバリなどを観ながら最後は水産センターの桜の木にコゲラが出て呉れました。冷えた体には有り難い事に暖房の効いた水のめぐみ館内で鳥合せが出来助かりました。このあたりをフィールドにしている地元メンバーのサポートもあり無事に終える事が出来感謝です。探鳥コース内の何処かで毎年毎年河川の工事が行われ野鳥達にとっては落着かない環境だったと推察されます。現在も洗堰下流の瀬田川に橋をかける大工事が進行中ですが工事の影響を受けない状態になれば元のグッドな探鳥地になると思われます。解散する頃には我慢してくれていた雨が降り出して来ました。(高坂記)


【場 所】 みさき自然公園(美崎公園)周辺(守山市)
【環 境】 旧野洲川南流跡地(残流水路・自然公園)・田んぼ・河畔林・農地
【年月日】 2017年03月12日(日曜)
【時 刻】 09:15〜14:00
【天 候】 晴
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 51種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジ

1

♂、姿

27

ハシボソガラス

姿、飛翔

2

オカヨシガモ

姿

28

ハシブトガラス

姿、飛翔

3

ヒドリガモ

姿

29

シジュウカラ

×

姿、地鳴き

4

カルガモ

姿

30

ヒバリ

姿、飛翔

5

ハシビロガモ

姿

31

ツバメ

3

飛翔

6

コガモ

姿

32

ヒヨドリ

姿

7

ホシハジロ

2

姿

33

ウグイス

3

地鳴き、姿

8

カイツブリ

×

姿、声

34

エナガ

×

地鳴き、姿

9

キジバト

姿、飛翔

35

メジロ

×

姿

10

カワウ

×

飛翔

36

ムクドリ

姿、飛翔

11

アオサギ

×

姿、飛翔

37

シロハラ

3

姿、声

12

ダイサギ

×

姿、飛翔

38

ツグミ

姿

13

コサギ

3

姿

39

ジョウビタキ

×

姿

14

クイナ

1

姿

40

スズメ

姿

15

ヒクイナ

1

姿

41

キセキレイ

1

地鳴き、姿

16

バン

×

姿

42

ハクセキレイ

×

姿、地鳴き

17

オオバン

姿

43

セグロセキレイ

2

姿、地鳴き

18

ケリ

2

姿、声、

44

アトリ

姿、地鳴き

19

タシギ

×

姿

45

カワラヒワ

姿、地鳴き

20

イソシギ

1

飛翔

46

ベニマシコ

×

姿、地鳴き

21

トビ

飛翔、姿

47

シメ

姿、地鳴き

22

ノスリ

2

姿、飛翔

48

イカル

姿、飛翔

23

コゲラ

2

声、姿

49

ホオジロ

姿、囀り、地鳴き

24

チョウゲンボウ

1

姿、飛翔

50

カシラダカ

姿、囀り、地鳴き

25

モズ

姿

51

アオジ

×

姿、地鳴き

26

ミヤマガラス

姿

 

 

 

 

【担当者】 岡田登美男
【参加者】 計17名
【探鳥路】 美崎公園〜畑地〜旧野洲川南流跡地(左岸)(自然、緑地公園整備中)〜びわこ地球市民の森(昼食)〜折返し(右岸)〜美崎公園(鳥合せ、解散)
【見聞記】
・守山市のみさき自然公園(美崎公園)は野洲川改修で廃川となった南流の河口域で二つに別れた流域の一つ、新川の残流水路を利用して水辺の環境を再生し、水生動植物の観察や学習を目的とした体験型の公園です。バーベキュー設備やキャンプエリア、アスレチック等があり今日も利用者で賑わっていました。夏場以外は無料の駐車場に車を止めてまず今日のコースの説明を聞く。

・その後横の水路を覗くと川幅いっぱいに繁茂した水草(外来種)の上を突然歩く様に飛立ち対岸に身を隠したのはクイナの様です。ヒクイナもこの辺りで観察されイソシギも飛び出してくれました。水路はおそらく水門を通して琵琶湖と小さく繋がっていると思いますが、水は濁り流れはなくどんよりと滞留している様です。その他水域では、バン、オオバン、コガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、カイツブリ等が見られました。公園内にはツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、スズメ、アオジ、モズ、ジョウビタキ等。

・川沿いに上流に向かうと田んぼの上でノスリが2羽舞っています。一羽が電柱に止まったので望遠鏡をセットして貰って皆で覗く。また違う場所で少し遠いですがSさんがチョウゲンボウを見つけてくれてこれも運良く電線に止まった所を望遠鏡で見せてもらいました。その後も河畔林の竹薮を伐採し大きな樹木のみ残し散策路をつけて公園化する工事があちこちで行われていました。

・水路が広くなり池状の場所で、大きなヌートリアを見つけました。中央部の枯草の上で大きな態度で寝転がっている個体と水中から顔をだし何かを食べている感じの2頭です。それと大きなアカミミガメも多く甲羅干しをしています。両種とも「滋賀県外来種リスト2015」のカテゴリー区分では「強影響外来種」にリストアップされています。

・その後も川沿いを上流へと進んで大きな広場の有る所に出ました。幾つかの関連建物もあり市民の憩いの場になっている様です。川筋にコサギのペアがいました。タシギも見つけましたが直ぐに川中の枯草に紛れて見つけ難くなってしまいました。東屋のベンチに座って昼食です。食後、先程の消化不良気味のタシギを確認する為望遠鏡を持ってねばり強く探してもらった結果ついに全身が見える位置でゆっくりと観察する事が出来ました。Uターンし帰り際には飛立って移動していくタシギが多く見られました。

・帰り道は田んぼも見渡せる右岸を歩きます。正面には琵琶湖の対岸、雪化粧した比良の山々が望め里地の小鳥達の囀りを聞いていると冬から早春の季節の変わり目が実感出来ます。アトリやシメが群れ飛んだり地表で採餌したり、田んぼにチョウゲンボウが舞い、鮮やかな色彩のキジ♂が歩いて、河川敷の木にカシラダカやベニマシコが姿を見せる等を観察しながら再び美崎公園に戻って鳥合せをし解散となりました。暑くもなく寒くも無い絶好の日和に恵まれのんびりとしたいい探鳥会となりました。(高坂記)


【場 所】 曽根沼湖岸緑地・荒神山公園周辺(彦根市)
【環 境】 池沼・山麓・田んぼ・河川中流・公園
【年月日】 2017年02月26日(日曜)
【時 刻】 09:30〜13:30
【天 候】 晴
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 53種(亜種含)

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

オカヨシガモ

×

姿

28

カワセミ

1

2

ヒドリガモ

姿

29

コゲラ

3

姿、声

3

マガモ

姿

30

モズ

×

姿、声

4

カルガモ

姿

31

ミヤマガラス

姿、

5

ハシビロガモ

姿

32

ハシボソガラス

姿、飛翔

6

コガモ

姿、(亜種)

33

ハシブトガラス

姿、飛翔

7

アメリカコガモ

1

姿、(亜種)♂

34

ヤマガラ

2

姿、声

8

ホシハジロ

姿

35

ヒガラ

1

姿

9

キンクロハジロ

姿

36

シジュウカラ

×

姿、地鳴き

10

ミコアイサ

×

姿

37

ヒバリ

姿、声、飛翔、

11

カイツブリ

×

姿、声

38

ヒヨドリ

姿

12

カンムリカイツブリ

姿

39

ウグイス

3

囀り、姿

13

キジバト

×

姿、飛翔

40

エナガ

姿、地鳴き

14

カワウ

×

姿、飛翔

41

メジロ

×

姿、地鳴き

15

アオサギ

×

姿、飛翔

42

ムクドリ

姿、飛翔、群れ

16

ダイサギ

×

姿、飛翔

43

シロハラ

×

姿、声

17

コサギ

1

姿

44

ツグミ

×

姿

18

ヒクイナ

2

45

ジョウビタキ

×

姿

19

バン

2

姿

46

スズメ

姿

20

オオバン

姿

47

キセキレイ

1

姿

21

ケリ

1

姿、

48

ハクセキレイ

3

姿

22

イソシギ

1

姿、飛翔

49

セグロセキレイ

1

姿、地鳴き

23

ユリカモメ

1

飛翔

50

カワラヒワ

×

姿

24

ミサゴ

1

飛翔

51

シメ

2

姿

25

トビ

飛翔、姿

52

ホオジロ

姿、地鳴き

26

ハイタカ

1

飛翔

53

アオジ

×

姿

27

ノスリ

1

姿、飛翔

 

コウノトリ

2

姿、採餌

【担当者】 中村光伸
【参加者】 計18名
【コース】 曽根沼湖岸緑地公園駐車場〜曽根沼緑地〜田んぼ〜宇曽川左岸〜荒神山公園(昼食)〜唐崎(トウザキ)神社〜曽根沼〜駐車場(鳥合せ、解散)
【見聞記】
・晴れていて、無風で気温もさほど低く無く当会の探鳥会としては久し振りの好条件でのスタートです。そんな事もあってか今日はいつもより多くの人達が参加してくれました。出発前のミーティングで地元会員のIさんから近くにコウノトリが飛来していて「今朝も確認済み」との事で急遽現地に向かう。山裾の田んぼで2羽が歩き回りながら懸命に採餌中でした。皆さんの観察情報(足環の色など)を後日ネットのコウノトリの郷公園の「足環カタログ」で調べて見ると「J0116」と「J0131」だと思われます。両方とも♀個体で発振器の着いていた「J0116」は千葉県の野田市から放鳥されたようです。

J0116

J0131

地元の人も観察

・朝一番のビッグな出会いで気分上々、そんな事で本来の探鳥地曽根沼には10時過ぎ到着です。車からおりると近くでウグイスの囀りが聞こえてきます。「もう春ですね♪・・・」ヤマガラがぐぜり、荒神山の空高くトビが舞っています。曽根沼の湖面からはヒドリガモやコガモの哀愁を帯びた鳴声が聞こえてきます。観察を開始するとマガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、ミコアイサ、オオバンなどの水鳥が見られ、特にコガモの数が多いようでそのコガモの群れ中に珍しい亜種アメリカコガモを見つけてくれて全員で探すが恥ずかしがりなのか直ぐに葦の根元に潜り込み見失ってしまう。でも観察場所を変える毎に出て来て見つけられたので全員が確認する事が出来た。

・公園内の木々はあちこちで生木を裂く様な折れ方で荒れていました。先般の大雪のせいと思われます。そんな中で毎回ユニークだなと思うのがラクウショウ(落羽松、和名ヌマスギ)の気根です。水気の多い所に見られるとの事で市街地の公園や街路樹なんかではあまり見られません。アメリカコガモに気を取られて小鳥達を見ていませんが、コゲラ、ジョウビタキ、シロハラ、ヒヨドリ等が出て呉れました。突然広場上空にタカが出て舞っています。ハイタカの様です。小さな円墳状のてっぺんから水面を見ているとオオバンの群れが整列して陸に上がる状況が面白く見事でした。水際の木やヨシの枯枝の上で首を伸ばし甲羅干ししているのはミシシッピーアカミミガメばかり。

・曽根沼を離れて歩く田んぼ道ではヒバリの声がし、囀りながら舞い上がって行くのを観察。カラスに絡まれながら飛ぶハイタカにも遭遇、宇曽川に出るも水面や法面に鳥影は薄い、突然「上、ミサゴ!」との声がかかり見上げると河川上空から曽根沼・荒神山方面に飛んで行った。カイツブリのけたたましい鳴声が聞こえて来て、何処かで繁殖準備でもしているのだろう。橋近くで陸地に上がっていた水鳥たちが順次川に避難して行く。そんな中にヒドリガモの交雑種(ヒドリガモ×アメリカヒドリ)らしい個体も混じっていた。

・やがて荒神山公園に着いて昼食です。天気が良いので家族連れの人達で賑わっている。子どもセンターの建物周囲には屋根から落ちた雪が大きな塊となってまだまだ残っていてこの辺りが大雪だった事を物語っている。いつもなら目の前の荒神山山腹や上空に何か出て呉れるのだが今日はお休みの様です。午後は隣の唐崎神社境内を抜け曽根沼に戻りました。駐車場で鳥合せを済ませた後上空にノスリが2回出てくれ一種追加となりました。朝のサプライズで予定のコースを一部省く結果になりましたが早春の息吹を感じながらの水辺や野辺、山辺を巡る楽しい探鳥会となりました。(高坂記)


【場 所】 坂本周辺(大津市)
【環 境】 里坊・社寺林・渓流・山林・農地
【年月日】 2017年02月12日(日曜)
【時 刻】 09:20〜13:30
【天 候】 曇り時々晴のち時雨れ
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 31種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジバト

姿

17

シロハラ

×

姿、地鳴き

2

トビ

×

飛翔、姿

18

ツグミ

×

姿

3

ノスリ

1

飛翔、姿

19

ルリビタキ

1

姿

4

コゲラ

×

姿、声

20

ジョウビタキ

×

姿

5

オオアカゲラ

1

姿、声、ドラミング

21

スズメ

姿

6

モズ

×

姿

22

キセキレイ

1

姿

7

カケス

2

声、姿

23

セグロセキレイ

2

姿、地鳴き

8

ハシボソガラス

×

姿、飛翔

24

アトリ

姿、地鳴き

9

ハシブトガラス

姿、飛翔、声

25

カワラヒワ

姿、地鳴き

10

ヤマガラ

3

姿、地鳴き

26

ウソ

×

姿、地鳴き

11

シジュウカラ

×

姿、地鳴き

27

シメ

姿、地鳴き

12

ヒヨドリ

姿、声

28

イカル

姿、囀り、地鳴き

13

ウグイス

3

地鳴き

29

ホオジロ

姿、地鳴き

14

エナガ

×

姿、地鳴き

30

カシラダカ

×

姿、地鳴き

15

メジロ

姿、地鳴き

31

アオジ

姿、地鳴き

16

ムクドリ

姿

 

 

 

 

【担 当】 岡田登美男
【参加者】 計9名
【コース】 観光駐車場〜日吉馬場〜滋賀院門跡〜慈眼堂〜日吉大社二宮橋〜山辺の道〜千体地蔵〜西教寺〜観光駐車場(鳥合せ、解散)
【見聞記】
・週末毎に日本海側を中心に大雪予想が出されているが、有り難い事に探鳥地坂本は冷えてはいるが雲間から時々太陽も顔を出す天候、何よりも風が無いのが有り難い。京阪坂本駅ではコゲラが鳴きながら樹木に取りついていた。少し離れた広い観光駐車場に移動し歩く準備をする。近くの竹薮あたりからカラスやシジュウカラの鳴声が聞こえ、里坊の苔むした石段をシロハラが移動して行く。

・元来た道を戻り大通り(日吉馬場)に出ると桜やもみじの並木が続く路側帯に数十羽のアトリが採餌に懸命でかなり接近しても飛んで行かない。近付くと樹上に素早く飛び上りしばらくすると一羽が地表におり、それが合図の様に次から次へとまた地表に舞い降りるを繰り返す。日吉馬場から横道に入ると里坊や民家の庭木にイカルが飛んで来て止まる、双眼鏡で追うとシメも見られた。狭い道路の側溝沿いにジョウビタキが移動して行く。

・滋賀院門跡の山門をくぐり中に入ると見上げる銀杏の大木にイカルが群れている、隣の常緑樹に時々身を隠したり、また一斉に飛立って行くがまた別の小群が飛んで来る。隣の慈眼堂に移ると門前の砂利道にイカルが降りていた。常に視界の何処かにアトリ、イカルを主にシメ、カワラヒワ、シロハラ等が見聞出来た。石仏群の前を通り権現川に出て橋を渡り里道を戻ると日吉大社前に出る、小休止をしながら境内の樹木を行き交うアトリやイカルを観る事が出来た。

・二宮橋あたりで大宮川のカワガラスを期待したが今日は振られた様です。日吉大社の森がきれる辺りでカケスが鳴いて眼下に琵琶湖が臨める「山の辺の道」に出る。道端の地表に福寿草が一輪咲いていました。山側斜面の耕作放棄された草むらからホオジロの仲間が飛出してきました。中に少し色味の違うのがいて確認に少し斜面を上がると近くの梅の木に飛び一瞬止まってくれました。ルリビタキ♂の様です。その後千体地蔵に手を合わせ西教寺に向かいました。山の辺の道では期待した猛禽は出ませんでしたがアオジ、ツグミ、ムクドリ、キジバト、モズ等が観察出来ました。

・西教寺山門から続く桜並木にもアトリやイカルが群れていました。此所の目的の一つウソを見るため現在工事中の大師殿へ向かいましたが今日は声すら聞こえず残念です。引返しユースホステル前から本堂に向かう。荷物を下ろし本堂からの不断念仏の鐘の音を聞きながら昼食を食べる、近くを飛び回るアトリたちも樹上や地表で懸命に採餌。食後、御廟へ続く階段に舞い下りるアトリの群れに遊んでもらい充分癒され堪能しました。

・午後から雲行きが怪しくなって来たので引揚げようと歩き始めると「キョッ、キョッ」の鳴声が聞こえ続いて「ドドドドド・・・・」と境内に響き渡る程の重低音のドラミングが聞こえ、直感的に「近い」と全員で本堂前まで引返して音のする方を探すと大木の先端部分に鳥影発見、望遠鏡をセットして確認してもらうとオオアカゲラとのことでしたが直ぐに飛ばれてしまいました。飛び去った先が近くの常緑樹林で鳴声も聞こえて来るので探しに行くが葉陰で見つけ難い。諦めたころ再び飛立ち、元いた場所に戻ってきました。望遠鏡がセットしたままなので覗くと見え、交代で確認する事が出来ました。それにしても全く同じ場所に戻って来るとは想像もしませんでした。

・「いいものを見たね」と話ながら戻り始めると今度は本堂の大屋根をかすめてタカの仲間が飛んで行く、一瞬で大屋根に遮られたのでまたまた本堂横まで戻り双眼鏡で探すと運良く山腹を移動して樹のてっぺんに止まるのが確認出来た。望遠鏡で確認しノスリと判明しました。落着いているようなので皆さん交代で覗く。「なかなか帰れないね」などと話ながら引き返すと今度は前方で先に偵察にいってくれていたリーダが手招きしている。

・急いで近付くと「いた、いた!」とのことで教えてもらった場所を双眼鏡を覗くとウソ!本当です、10羽位がいつの間にか降り出してきた雪の中で桜の花芽を懸命に啄んでいる。駐車場の車に隠れながら少しづつ間合いを詰めて行き全員間近でしっかりと確認させて頂きました。さすが西教寺さん「念ずれば通ず」ですが、本当は下見も含め今日案内のリーダのお蔭です。雪の振る真冬のような日々ですが草花や野鳥に春の息吹を感じさせられた一日でした。冬の坂本、雪景色は風情がありました。(高坂記)


【場 所】 水口町嶬峨(ぎが)周辺(甲賀市)
【環 境】 河川中流・河川敷・田んぼ・丘陵地(人工林、ゴルフ場、寺院境内)
【年月日】 2017年01月29日(日曜)
【時 刻】 09:40〜14:30
【天 候】 晴のち曇り、雨
【観察者】 滋賀県野鳥の会
【観察種】 49種

個体数概略(実数:1〜4 ×:5〜10 △:11〜30 ○:31〜100 ◎:101〜 外:外来種)

No

種名

備考

No

種名

備考

1

キジ

1

♂姿

26

シジュウカラ

×

姿、地鳴き

2

オシドリ

28+羽、遊泳

27

ヒバリ

姿、飛翔

3

キンクロハジロ

×

遊泳

28

ヒヨドリ

×

姿

4

カワアイサ

1

遊泳

29

ウグイス

3

地鳴き

5

カイツブリ

×

遊泳

30

エナガ

姿、地鳴き

6

キジバト

姿、飛翔

31

メジロ

×

姿、地鳴き

7

カワウ

×

姿、飛翔

32

ムクドリ

姿、飛翔、群れ

8

アオサギ

2

姿、飛翔

33

シロハラ

×

姿

9

ダイサギ

1

姿、飛翔

34

ツグミ

姿

10

ケリ

2

姿、

35

ジョウビタキ

2

姿

11

イカルチドリ

3

姿、飛翔、声

36

イソヒヨドリ

1

♂姿

12

タシギ

2

飛翔、声

37

スズメ

姿、群れ

13

クサシギ

1

姿、飛翔、声、

38

キセキレイ

1

姿、地鳴き

14

トビ

×

飛翔、姿

39

ハクセキレイ

1

姿

15

ハイイロチュウヒ

1

飛翔

40

セグロセキレイ

×

姿、地鳴き

16

ハイタカ

2

姿、飛翔

41

タヒバリ

2

姿、地鳴き

17

ノスリ

2

姿、飛翔

42

アトリ

×

姿

18

コゲラ

1

43

カワラヒワ

姿、飛翔

19

アカゲラ

1

姿

44

ベニマシコ

×

姿、地鳴き

20

チョウゲンボウ

1

姿、飛翔、

45

シメ

2

姿

21

ハヤブサ

1

姿、飛翔、

46

イカル

×

姿、声

22

モズ

×

姿

47

ホオジロ

姿、地鳴き

23

カケス

1

声、飛翔

48

カシラダカ

姿、地鳴き

24

ハシボソガラス

×

姿、飛翔

49

アオジ

姿、地鳴き

25

ハシブトガラス

×

姿、飛翔

 

 

 

 

【担当者】 笠井誠吾
【参加者】 計13名
【コース】 JR貴生川〜甲賀市役所〜嶬峨(水口頭首工左岸〜田んぼ〜丘陵地(千光寺)〜田んぼ〜鎮守の森(昼食、鳥合せ)〜右岸駐車場へ移動(オシドリ観察後、解散)
【見聞記】
・今日は朝から良い天気ですが予報では夕方頃より雨模様との事、前回(2015年)地元の会員の方々の推選で計画した探鳥地でしたがあいにく雨に降られて中止となって居ましたし、昨年(2016年)も甲賀市での別の探鳥会も雨に降られ中止となっていて、「天候との相性が悪いな」みたいなものが有りますので、少し心配でした。

・日陰や山肌に雪が残るが道路は問題なし、市役所駐車場で車の台数を減らし現地に向かう。水口町嶬峨集落端の野洲川には堰(水口頭首工)が設けられその上流は川幅いっぱいに水を湛えてカイツブリ、キンクロハジロ、少し上流にオシドリ等が観察出来た。ここから左岸を下流に向かって歩き出す。下流は流路の幅はせまく多くは草や木々、竹等が繁茂し野生生物の恰好の生息場所となっている。桜並木が続く遊歩道上から右側に河川敷、左側に田んぼが視界良く開けて観察し易い。雪が残り倒れたブッシュ状の河川敷の草むらに双眼鏡を向けると枯れた植物に紛れて小鳥達が見える。アオジ、ホオジロ、シジュウカラ、メジロやエナガの小群やモズ等、鳴声と共にベニマシコも姿を現しました。鋭い鳴声で河川敷や田んぼに旋回するのはイカルチドリの様だ。

・少し背の高い木の上にシメが止まった。前方で田んぼから樹上に上がり河川敷に飛び込むを繰り返しているのはカシラダカやアトリ達、ウグイスの地鳴きも聞こえて来た。田んぼ側でツグミ、ムクドリ、ヒバリ等を観察しているとKさんがノスリを見つけて望遠鏡をセットしてくれた。遊歩道も行き詰まりになり今度は獣害防止柵の扉をくぐり田んぼへと移動。ここでキツツキの鳴声がしてアカゲラが見えると聞いて場所確認する前に飛ばれてしまいました。

・冬枯れの農地にはツグミ、ホオジロ、ヒバリなどが観られ電線にキジバト、スズメ、ムクドリ、電柱上にトビ位で新しい種の出現が無い。コースを少し山側に進むと千光寺(川枯寺)の境内に入る、ここは山陰なので残雪の量が多く期待した小鳥達は少なかった。再び田んぼの中を集落に向かって歩いていると、突然先頭を歩くメンバーが声をあげる「出たぁー!」。田んぼの法面を低く飛びながら探餌、目の前の道路を横切る「ハリアー!」、途中一瞬翻って地面に突っ込んだが補食は失敗した様だ。

・久し振りに見られた憧れの鳥の余韻に浸りながら飛び去った方角を探していると、誰かがチョウゲンボウと教えてくれ双眼鏡で覗くと電柱のてっぺんに後姿が確認出来た。お昼も近付いて来たので集落はずれの小さな鎮守の森で昼食、空は曇って来たが風が無いので真冬の外での食事も快適です。食後もこの場所でゆっくり過し近くを散策しながらクサシギ、ハクセキレイ、ジョウビタキなどを観察、真上の樹のてっぺんにイカルが止まり綺麗な声でさえずってくれ、目の前の田んぼからタシギが2羽飛びたった。少し時間もあり会長から最近の鳥情報等の話を聞いている途中に遠くにハイタカが止まっているのを見つけてくれて望遠鏡で全員見る事が出来た。

・その後、鳥合せを行っている時に予想より少し早めに雨が降り出して来た。駐車した場所まで戻る途中で今度は遠くに大きめの鳥が翻りながら餌を探している。根気良く双眼鏡で追って行くと運良く鉄塔に止まった。望遠鏡で確認して貰うとハヤブサの顔がハッキリ見え一種追加。帰り道では地元メンバーの計らいで堰上流のオシドリの良く見える場所に止まってもらって観察すると28羽までカウント出来た。解散間際に少し遅れて帰って来たメンバーが先程の少し離れた場所でカワアイサを確認したと教えてくれた。(地元のメンバーがその後確認に行くとカワアイサとイノシシが同時に見られたとの事でした)

・何処にでも有る田舎景色の中でゆっくりと鳥観察が出来、偶然とはいえ思っていた以上の野鳥達と 出会えました。今日誰かが話していた「あちこち出かける事もいいが身近な場所を丁寧に見る事の大切さ」を実感し、最後に雨も降りましたがいい一日でした。(高坂記)


■2017年1月15日 「湖北野鳥センター周辺探鳥会」は大雪警報や道路の積雪等のため中止としました。(担当者)


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